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那須連峰の麓に点在する湯本、新那須、高雄、八幡、弁天、北、大丸などの温泉を総称していいます。それぞれ効能・泉質が異なるため、湯めぐりが楽しめます。最もにぎやかな湯本のほかは、1軒から数軒の旅館の静かな温泉が多いです。湯本には、九尾の狐伝説のある殺生石や源平合戦で知られる那須与一が祈願したという温泉神社があります。また、茶臼岳や那須高原への基地としても利用されています。温泉街には数ケ所の共同浴場がありますが住民と湯治客用で、一般の人が利用しているのが元湯・鹿の湯です。白濁した湯の泉質は、硫化水素および砒素を含んだ酸性泉で、63～68度と高く、皮膚病、神経痛、婦人病などに効果があります。