札幌は2月の最高気温記録更新 東京19.4℃と今年一番の暖かさ あすも暖かさ続く
気温上昇 今年一番の暖かさ
日本列島は広く晴れており、日差しと暖気の影響で気温がグングン上がっています。14時までの最高気温は札幌市で11.2℃を観測。70年ぶりに2月の最高気温の記録を更新しました。仙台市で17.5℃、東京都心で19.4℃、新潟市で14.8℃、名古屋市で17.7℃と今年一番の暖かさとなりました。
あす1日も季節先取りの暖かさが続く
最高気温は平年より高いでしょう。北海道は5℃くらいで、きょうほどではないものの平年を上回った状態が続きそうです。東北北部は10℃以上、東北南部から九州は15℃以上でしょう。関東は20℃くらいまで上がって、4月中旬並みの暖かさが続きそうです。
積雪の多く残る所では、雪解けが進むため、融雪災害に注意が必要です。
急な雪解け 注意点は?
① 雪解けによって「全層なだれ」が発生しやすくなります。山に積もった雪が全て滑り落ちる現象で、気温の上昇や雨の後などに多く発生します。過去になだれが発生した斜面や積雪に亀裂が入っている所では、特に注意が必要です。
② 気温の上昇によって積もった雪が滑り、「屋根からの落雪」が起こりやすくなります。軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど注意が必要です。また、除雪作業を行う場合は、命綱とヘルメットを装着し、できるだけ複数人で実施するなど、安全を確保するようにしてください。
③ 雪が多く積もった道路で、気温が上昇したり、雨が降ったりすると、「冠水」のおそれがあります。路肩に集められた雪によって排水が悪くなったり、雪の塊が排水溝を塞いだりしてしまうことがあるためです。大雪のあとの雨は、たとえ大雨でなくても、道路の冠水に十分ご注意ください。
