梅雨明けした沖縄地方は真夏の暑さ この先も厳しい暑さと熱帯夜が続く 熱中症に警戒
梅雨明けした沖縄 厳しい暑さ 沖縄本島地方は今年初の熱中症警戒アラート
沖縄地方は太平洋高気圧に覆われて、強い日差しが照り付け、気温がグングン上がっています。14時30分までの最高気温は波照間島では33.1℃、与那国島で31.9℃、西表島で31.8℃、石垣島で31.7℃と今年一番の暑さとなっています。那覇市は31.9℃と厳しい暑さとなっています。
今日8日は沖縄本島地方や宮古島地方、八重山地方に熱中症警戒アラートが発表されています。沖縄本島地方では今年初めての熱中症警戒アラートです。沖縄本島地方で、その年初の熱中症警戒アラートがこの時期に発表されるのは過去5年間で最も早くなりました。
厳しい暑さが続く 熱中症に警戒を
最低気温もあまり下がらず、25℃以上の日が続くでしょう。熱帯夜となり、寝苦しい夜となりそうです。夜間の熱中症にもご注意ください。寝る前にコップ一杯の水を飲むと良いでしょう。
熱中症警戒アラートとは?
熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。
この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。
