26日は40℃に迫る過酷な暑さも 27日以降も熱中症に厳重警戒
東北で40℃目前 観測史上1位の暑さも
特に東北は気温が高く、福島県伊達市梁川で最高気温39.9℃と40℃目前となり、全国で今年一番の暑さに。また、福島市で39.2℃、山形県米沢市や福島県石川町で38.4℃など観測史上1位の暑さとなった所も。このほか仙台市は6日連続猛暑日となる36.4℃と、観測史上最長記録を更新しました。
猛暑日(最高気温35℃以上)は全国で244地点と6日連続で200地点を超えて、真夏日(最高気温30℃以上)は全国で641地点となっています。
※最高気温、猛暑日地点数、真夏日地点数は午後3時までの値。
明日27日以降も各地で危険な暑さ 東海~九州は40℃以上も
8月に入っても過酷な暑さは収まる気配がありません。昨日25日に気象庁は「北・東・西日本の長期間の高温と少雨に関する全般気象情報」を発表。8月にかけても気温のかなり高い状態が続くため、熱中症などへの注意を呼びかけています。
熱中症かな?と思ったら
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く体を冷やしてください。
次に衣服を緩めて体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
また、水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を飲むと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
高齢者や子供は特に熱中症にかかりやすいです。また、体力に自信のある方も油断をすると熱中症にかかることがあります。自分自身が対策をとるのはもちろんですが、周囲の人に気を配って少しでも熱中症が疑われる場合は、すぐに応急処置をしてあげてください。
