東京23区 ゲリラ豪雨が発生中 帰宅ラッシュを直撃 都市型水害に注意
都内でゲリラ豪雨が発生
夕方になると、平野部でも雨雲がかかり、東京都と埼玉県の県境付近ではレーダーの解析で1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降っているとみられます。東京23区内はお帰りの時間帯のゲリラ豪雨となっています。
落雷も多数観測されており、東京都豊島区のサンシャイン60からは発雷の様子が確認できました。関東では、このあと夜遅くにかけて局地的に非常に激しい雨が降り、大雨になるおそれがあります。土砂災害や道路の冠水、川の増水に注意、警戒してください。
ゲリラ豪雨に遭遇したら
① 頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、ゲリラ豪雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
② 最新の気象情報を確認しましょう。ゲリラ豪雨は、ごく狭い範囲で、短い時間に大量の雨が降るというのが、特徴です。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③ 地下施設・水辺から離れましょう。ゲリラ豪雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。また、雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街を避けましょう。橋の下も、川が急に増水する恐れがありますので、絶対に避けてください。
