インフルエンザが前週から倍増 東京都は注意報基準超える 手洗いなどの徹底を
定点当たり報告数は前週の倍に 東京都などでは注意報基準を超える
また、定点当たり報告数は「6.29」となり、報告数の増加が続いています。
都道府県別では、沖縄県が「19.40」、神奈川県が「11.88」、千葉県が「11.82」、埼玉県が「11.73」、東京都では「10.37」と、いずれも注意報基準を超える高い値となっています。
厚生労働省は、手洗いや適切なマスクの着用など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。
晴れる日は空気が乾燥
4日(火)、5日(水)は移動性高気圧に覆われるため、北日本から西日本にかけては晴れて、空気が乾燥しそうです。6日(木)、7日(金)は低気圧や前線の影響で、太平洋側で雨が降るでしょう。
11月に入ってからも、日本付近は冬型の気圧配置となりにくく、太平洋側で空気がカラカラに乾く時期はしばらく先とみられます。ただ、移動性高気圧に覆われて晴れる日は、太平洋側、日本海側を問わず空気の乾燥が進みますので、インフルエンザ予防のために、室内では適度な湿度を保ち、こまめな換気も心がけてください。
空気が乾燥 インフルエンザに注意
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。
