インフルエンザ 4週連続減少も依然高い水準 年末年始は気温上下の影響に注意
インフルエンザ 4週連続減少も依然高い水準
定点当たり報告数は、第47週(11月17日から23日まで)の51.12から4週連続で減少しました。ただ、多くの府県で「インフルエンザ流行警報」開始の基準である30を上回っていて、依然高い水準です。
期間中の休校の数は103、学年閉鎖は1,218、学級閉鎖は3,848で、施設数合計は5,169でした。
厚生労働省は、手洗いや適切なマスクの着用など、基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。
気温のアップダウンに注意
また、年末年始は医療機関がお休みの所が多くなりますので、いつも以上に体調管理に注意してください。人込みではマスクを使用するなど、インフルエンザや風邪の予防を心掛けてください。
来年1月3日ごろからは冬型の気圧配置が続くようになり、太平洋側では空気がカラカラに乾きそうです。ノドのケアなどの対策が必要です。
空気が乾燥 インフルエンザに注意
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。
