今日29日夕方は近畿~九州で局地的に雨雲発達 東北では明日30日にかけて大雨警戒
今日29日午後は近畿~九州で雨雲発達
冒頭の画像は、カミナリの発生する確率を表しており、今日29日の午後は九州を中心に、近畿や四国でも雷の発生する確率が高くなっています。オレンジや黄色で表現された所ほど大気の状態が不安定となる見込みで、非常に激しい雨や雷雨となる所があるでしょう。晴れていても、空模様の急な変化にお気をつけください。
今日29日夜~明日30日 東北北部で大雨の恐れ
このあとは、明日30日にかけて低気圧や温暖前線が北日本を通過し、寒冷前線が東北を南下する見込みです。このため東北北部の日本海側では、今日29日夜から明日30日にかけて、カミナリを伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となる恐れがあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
大雨のとき危険な場所は事前に確認
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によってドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。
