近畿は3連休(22日~)にかけて日中の寒さ緩んで行楽日和 各地で紅葉が見頃
今日20日朝の近畿は、大阪など多くの所でこの秋一番の冷え込みとなりました。日中の最高気温は昨日19日よりも高くなる所が多いものの、空気はヒンヤリしたままでしょう。22日(土)からの3連休は、比較的過ごしやすくお出かけ日和の所が多いですが、連休明けは短い周期で気圧の谷が近づき、25日(火)と27日(木)は雨の所があるでしょう。
今日20日朝 近畿はこの秋一番の冷え込み 3地点で0℃未満
上空に残る寒気や放射冷却現象の影響で気温が下がり、今日20日朝、近畿では多くの所でこの秋一番の冷え込みとなりました。午前11時までの最低気温が最も低くなったのは、甲賀市信楽(滋賀)で氷点下1.9℃、次いで奈良市針で氷点下1.6℃、米原(滋賀)で氷点下1.0℃と、アメダス3地点で冬日(最低気温が0℃未満)となりました。大阪の最低気温6.2℃と京都の3.8℃も今季最低です。
今日20日 日差し多いが日中も空気ヒンヤリ
今日20日、近畿はこのあともおおむね晴れる見込みで、各地で日差しが届きそうです。上空の寒気が次第に弱まるため、日中の気温は昨日19日よりも高くなる所が多く、最高気温は、大阪では昨日より2℃高い16℃、神戸は昨日より2℃高い15℃、京都は昨日より4℃高い15 ℃の予想です。昨日より高いといっても、まだ上空の寒気の影響が残るため、気温の上がり方はいまひとつで、昼間でも空気がヒンヤリ感じられるでしょう。過ごしやすいくらいまで気温が上昇するのは、明日21日以降となりそうです。
明日21日~23日は日差し多め 25日と27日は所々で雨
明日21日の近畿は、高気圧に覆われて中部は穏やかに晴れるでしょう。北部と南部も日差しの届く時間が多いものの、気圧の谷の影響でにわか雨となる所がある見込みです。最高気温は17℃前後まで上がる所が多く、日差しのもとでは今日20日より過ごしやすいでしょう。
3連休初日の22日(土)は、おおむね晴れる見込みです。ただ、それほど強くはないものの上空に寒気が流れ込むため、日中の気温の上がり方は少し鈍く、最高気温は16℃前後の所が多いでしょう。
23日(日)の朝は、今日20日と同じくらい冷え込みが強まる所が多い見込みです。しかし、日中は日差しが多く、最高気温も18℃前後とまずまず上がるため、3連休の中ではいちばんの行楽日和となるでしょう。朝と昼の寒暖差にお気をつけください。
24日(月・振休)の近畿は、次第に高気圧と高気圧の間の気圧の谷となるため、はじめは晴れますが、段々、雲が多くなる見込みです。天気が大きく崩れるほどではありませんが、にわか雨の可能性があります。日中の気温は平年より高い見込みです。
25日(火)は、気圧の谷の影響で近畿全般に雲が広がりやすく、所々で雨が降るでしょう。また、27日(木)には次の気圧の谷が近づく見込みです。
3連休は紅葉狩り日和 各地で見頃に
この先は、朝の冷え込みが強まる日が多く、紅葉の色づきがどんどん進みそうです。近畿では、多くの紅葉の名所が見ごろを迎えており、23日(日)にかけて、絶好の紅葉狩り日和となるでしょう。24日(月・振休)は、場所によってはにわか雨の心配があるため、最新の天気予報を確認してお出かけください。また、山沿いの紅葉スポットは市街地よりも気温が低い場合が多いため、普段より暖かい服装をお選びください。