四国地方が梅雨明け 過去最も早い梅雨明け、過去最も短い梅雨に
今日27日(金)の四国地方は、高気圧に覆われて朝から青空が広がっています。高松地方気象台は「四国地方は6月27日ごろに梅雨明けしたとみられる」と発表しました。四国地方で6月中に梅雨明けとなるのは初めてで、過去最も早くなりました(なお速報値のため、今後の天候経過によっては見直されることがあります)。この先、厳しい暑さが長く続きそうです。暑さ対策を万全にお過ごしください。
四国地方は過去最も早い梅雨明けに また梅雨の期間は過去最短
今日27日(金)の四国地方は、太平洋高気圧に覆われ、朝から晴れて強い日差しが照り付けています。
高松地方気象台は「四国地方は6月27日ごろに梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年(7月17日ごろ)・昨年(7月17日ごろ)より20日早くなりました。
6月中に梅雨明けとなるのは初めてで、過去最も早くなりました。また6月8日ごろに梅雨入りしてから梅雨明けまでの梅雨期間の日数は19日となり、過去最も短くなりました。
※なお速報値のため、今後気象庁では春から夏にかけての天候を検討して、梅雨入り・梅雨明けの時期が見直される可能性があります。
高松地方気象台は「四国地方は6月27日ごろに梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年(7月17日ごろ)・昨年(7月17日ごろ)より20日早くなりました。
6月中に梅雨明けとなるのは初めてで、過去最も早くなりました。また6月8日ごろに梅雨入りしてから梅雨明けまでの梅雨期間の日数は19日となり、過去最も短くなりました。
※なお速報値のため、今後気象庁では春から夏にかけての天候を検討して、梅雨入り・梅雨明けの時期が見直される可能性があります。
今年の梅雨は大雨と猛暑を繰り返すメリハリ型
今年の梅雨は、大雨と猛暑を繰り返す「メリハリ型」となりました。
梅雨入り直後から、高知県や愛媛県を中心に大雨となりました。
梅雨期間降水量(6月8日から6月26日まで)(速報値)
(気象官署及び特別地域気象観測所) ※括弧内は、降水量日別平滑平年値合計
松山 209.5ミリ(160.8ミリ)
多度津 82.0ミリ(113.9ミリ)
高松 68.5ミリ(109.1ミリ)
宇和島 257.0ミリ(200.0ミリ)
高知 304.0ミリ(238.5ミリ)
徳島 106.0ミリ(132.0ミリ)
宿毛 233.5ミリ(222.3ミリ)
清水 220.0ミリ(274.3ミリ)
室戸岬 168.0ミリ(226.1ミリ)
一方、6月15日ごろからの約1週間はおおむね晴れて、各地で最高気温が連日30℃以上となり、35℃以上の猛暑日となった所もありました。
梅雨入り直後から、高知県や愛媛県を中心に大雨となりました。
梅雨期間降水量(6月8日から6月26日まで)(速報値)
(気象官署及び特別地域気象観測所) ※括弧内は、降水量日別平滑平年値合計
松山 209.5ミリ(160.8ミリ)
多度津 82.0ミリ(113.9ミリ)
高松 68.5ミリ(109.1ミリ)
宇和島 257.0ミリ(200.0ミリ)
高知 304.0ミリ(238.5ミリ)
徳島 106.0ミリ(132.0ミリ)
宿毛 233.5ミリ(222.3ミリ)
清水 220.0ミリ(274.3ミリ)
室戸岬 168.0ミリ(226.1ミリ)
一方、6月15日ごろからの約1週間はおおむね晴れて、各地で最高気温が連日30℃以上となり、35℃以上の猛暑日となった所もありました。
向こう1週間、真夏日が続き、猛暑日となる所も(週間天気と気温)
四国地方はこの先1週間、高気圧に覆われておおむね晴れるでしょう。最高気温は、各地で30℃以上の真夏日が続き、35℃以上の猛暑日となる所もありそうです。
例年よりも早い梅雨明けとなり、今年は長い夏となりそうです。長期戦を見据えて無理をせず、体調管理にご注意ください。
例年よりも早い梅雨明けとなり、今年は長い夏となりそうです。長期戦を見据えて無理をせず、体調管理にご注意ください。
もし熱中症になったら
熱中症の症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
冷たい水を自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
冷たい水を自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。
