今季最強クリスマス寒波襲来 あす23日平地も警報級大雪に警戒 26日まで影響続く
今季最強となるクリスマス寒波が流れ込んでいます。あす23日(金)は、本州の日本海側を中心に大雪となり、その後も雪の影響が長く続く見込みです。大雪や猛吹雪に厳重に警戒し、不要不急の外出は控えるようにしてください。
あす23日(金)日本海側は広く雪 平地で大雪のおそれも
日本付近は強い冬型の気圧配置に変わってきています。
上空5500メートル付近で、マイナス36℃以下の大雪を降らせる目安となる寒気が、あす23日(金)にかけて、北陸から東北付近を通過する見込みです。今回の寒気は、記録的な大雪となった18日(日)から19日(月)よりもさらに強く、きょう22日(木)夜からクリスマスを過ぎるまで長期間居座る見込みです。
あす23日(金)は日本海側は広い範囲で雪が降り、一気に積雪が増えるおそれがあります。
また、大雪をもたらす「JPCZ」※が発生し、東北から北陸(新潟県・石川県・富山県・福井県)を中心に発達した雪雲が次々と流れ込み、平地でも大雪となるおそれがあります。(※JPCZとは、シベリアから流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分し、その風下である日本海で再び合流することでできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。)
東北や北陸では山沿いを中心に大雪となり、平地でも一気に積雪が急増しするおそれがあります。
車の立ち往生や停電などが再度発生することが考えられますので、安全な場所で、いつでも暖をとれるようにしてお過ごしください。
また、積雪量が最も多くなるのは、日本海側ですが、太平洋側も雪に対する警戒が必要です。九州から東海の太平洋側にも雪雲が流れ込み、市街地でもうっすら積もる可能性があります。朝は道路の状況などを確認し、時間に余裕をもつようにしてください。
上空5500メートル付近で、マイナス36℃以下の大雪を降らせる目安となる寒気が、あす23日(金)にかけて、北陸から東北付近を通過する見込みです。今回の寒気は、記録的な大雪となった18日(日)から19日(月)よりもさらに強く、きょう22日(木)夜からクリスマスを過ぎるまで長期間居座る見込みです。
あす23日(金)は日本海側は広い範囲で雪が降り、一気に積雪が増えるおそれがあります。
また、大雪をもたらす「JPCZ」※が発生し、東北から北陸(新潟県・石川県・富山県・福井県)を中心に発達した雪雲が次々と流れ込み、平地でも大雪となるおそれがあります。(※JPCZとは、シベリアから流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分し、その風下である日本海で再び合流することでできる収束帯(雪雲が発達しやすいライン)のことです。)
東北や北陸では山沿いを中心に大雪となり、平地でも一気に積雪が急増しするおそれがあります。
車の立ち往生や停電などが再度発生することが考えられますので、安全な場所で、いつでも暖をとれるようにしてお過ごしください。
また、積雪量が最も多くなるのは、日本海側ですが、太平洋側も雪に対する警戒が必要です。九州から東海の太平洋側にも雪雲が流れ込み、市街地でもうっすら積もる可能性があります。朝は道路の状況などを確認し、時間に余裕をもつようにしてください。
寒気を伴った低気圧が北陸・東北を通過 雪強まる
あす23日(金)から24日(土)にかけて、寒気を伴った低気圧が北陸や東北付近を通過するでしょう。
このため、北陸や東北を中心に、断続的に雪が強まりそうです。
あす23(金)夜から24日(土)の明け方の低気圧接近時は、寒気を伴った低気圧付近にあたる東北日本海側を中心に雪が強まったり、暴風や高波に注意、警戒が必要です。
日本海側の雪はあす24日(土)以降、クリスマスが過ぎるまで続く見込みです。除雪が追いつかないような雪の降り方になる所も出てくるでしょう。除雪作業中の事故などにも十分に気をつけて、無理のない行動をとるようにしてください。
このため、北陸や東北を中心に、断続的に雪が強まりそうです。
あす23(金)夜から24日(土)の明け方の低気圧接近時は、寒気を伴った低気圧付近にあたる東北日本海側を中心に雪が強まったり、暴風や高波に注意、警戒が必要です。
日本海側の雪はあす24日(土)以降、クリスマスが過ぎるまで続く見込みです。除雪が追いつかないような雪の降り方になる所も出てくるでしょう。除雪作業中の事故などにも十分に気をつけて、無理のない行動をとるようにしてください。
大雪・暴風雪・暴風の警戒期間
上図は、大雪や暴風雪・暴風への警戒期間を示したものです。
26日(月)頃にかけて、強い冬型の気圧配置が長く続く影響で、広い範囲で暴風や暴風雪の影響が続く見込みです。
特に、日本海側を中心に雪を伴った風で見通しがかなり悪くなるでしょう。車の運転は極力控えてください。
北陸や東北を中心に積雪量が多くなる予想です。
また、あす23日にかけて、北海道の日本海側北部とオホーツク海側北部では、見通しのまったくきかない猛ふぶきや車が埋まるほどの大きな吹きだまりによる交通障害のおそれがあり、厳重な警戒が必要です。
各地で荒れた天気が続きますので、外出の際には必ず最新の交通情報をご確認ください。
26日(月)頃にかけて、強い冬型の気圧配置が長く続く影響で、広い範囲で暴風や暴風雪の影響が続く見込みです。
特に、日本海側を中心に雪を伴った風で見通しがかなり悪くなるでしょう。車の運転は極力控えてください。
北陸や東北を中心に積雪量が多くなる予想です。
また、あす23日にかけて、北海道の日本海側北部とオホーツク海側北部では、見通しのまったくきかない猛ふぶきや車が埋まるほどの大きな吹きだまりによる交通障害のおそれがあり、厳重な警戒が必要です。
各地で荒れた天気が続きますので、外出の際には必ず最新の交通情報をご確認ください。
予想降雪量
<大雪>
西日本では、降雪が強まり始めている所があります。
26日(月)頃にかけて北日本と東日本から西日本の日本海側では大雪となる所があり、太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。
23日(金)18時までの24時間に予想される降雪量(多いところ)
北陸地方 100センチ
中国地方 80センチ
北海道地方、東北地方、東海地方 60センチ
近畿地方 50センチ
四国地方、九州北部地方 40センチ
九州南部 20センチ
24日(土)18時までの24時間に予想される降雪量(多いところ)
東北地方、北陸地方、東海地方 60から80センチ
近畿地方、中国地方 50から70センチ
関東甲信地方 40から60センチ
北海道地方 30から50センチ
四国地方、九州北部地方 20から40センチ
25日(日)18時までの24時間に予想される降雪量(多いところ)
東北地方、北陸地方、関東甲信地方 30から50センチ
北海道地方、東海地方、近畿地方、中国地方 20から40センチ
長期間、冬型の気圧配置が続くため、降雪量はさらに増える所があるでしょう。大雪による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意してください。
<暴風雪・高波>
北海道地方では発達する低気圧が接近、また強い冬型の気圧配置となるため23日(金)にかけて、北日本と東日本から西日本の日本海側を中心に24日(土)にかけて、非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。
猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波、高潮にも警戒してください。
西日本では、降雪が強まり始めている所があります。
26日(月)頃にかけて北日本と東日本から西日本の日本海側では大雪となる所があり、太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。
23日(金)18時までの24時間に予想される降雪量(多いところ)
北陸地方 100センチ
中国地方 80センチ
北海道地方、東北地方、東海地方 60センチ
近畿地方 50センチ
四国地方、九州北部地方 40センチ
九州南部 20センチ
24日(土)18時までの24時間に予想される降雪量(多いところ)
東北地方、北陸地方、東海地方 60から80センチ
近畿地方、中国地方 50から70センチ
関東甲信地方 40から60センチ
北海道地方 30から50センチ
四国地方、九州北部地方 20から40センチ
25日(日)18時までの24時間に予想される降雪量(多いところ)
東北地方、北陸地方、関東甲信地方 30から50センチ
北海道地方、東海地方、近畿地方、中国地方 20から40センチ
長期間、冬型の気圧配置が続くため、降雪量はさらに増える所があるでしょう。大雪による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意してください。
<暴風雪・高波>
北海道地方では発達する低気圧が接近、また強い冬型の気圧配置となるため23日(金)にかけて、北日本と東日本から西日本の日本海側を中心に24日(土)にかけて、非常に強い風が吹き、大しけとなる所があるでしょう。
猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波、高潮にも警戒してください。
