2026年の春は気温が早く上昇 冷たいものが欲しくなる時期は 夏は猛暑の可能性
2026年春の見通し 春は気温の上昇が早め 冷たいものが恋しくなるのはいつ?
日本気象協会の調査では、日最高気温が20℃を超えると「アイスクリームを食べたい」と感じる人が増えることがわかっています。そこで日本気象協会では、アイスクリームを例に、いつ頃から冷たいものが欲しくなるかを示した「アイスクリーム前線」を毎年発表しています。
この「アイスクリーム前線」は、アイスクリームの他にも、スポーツドリンクや制汗剤など夏物アイテムの需要が高まり始める時期の目安にもなっています。アイスクリーム前線の到達とともに、暑さ対策も必要になるでしょう。
2026年は、東海~九州南部にかけては4月中旬頃にアイスクリームシーズンに突入し、関東や西日本の日本海側でも4月下旬にはシーズンインとなる見込みです。北陸や東北では5月上旬、北海道では5月下旬にかけて「アイスクリーム前線」が到達するでしょう。
主要6都市(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡)で見てみると、今年は昨年2025年より気温が上がり始めるタイミングは少し遅い見通しです。ただ、4月以降は初夏を先取りした陽気の日も増えるため、アイスクリームや冷たい飲み物がより一層美味しく感じられる日も多いでしょう。夏物商品が欲しくなる日も多くなりそうです。
本格的な暑さを迎える前に、アイスクリームや冷たい飲み物をストックしたり、汗対策グッズを準備したりしておくとよさそうです。
2026年の夏の見通し 猛暑の可能性も、早めの暑さ対策を
背景には、ラニーニャ現象に関連する海面水温の変化があります。昨年2025年の夏は記録的な猛暑となりました。地球全体の気温が高い状態が続いていることに加え、2024/2025年冬は太平洋熱帯域の海面水温がラニーニャ現象に近い分布となっており、こうした状態が大気の循環に影響して太平洋高気圧を強まりやすくしたのも一因と考えられています。
2025/2026年の冬も同様に「ラニーニャ寄り」の分布がみられたため、2026年夏の前半にかけては前年と同様に、太平洋高気圧が日本付近へ張り出しやすく、気温が高くなりやすい見通しです。
さらに、地球規模で高温傾向が続いていることや、日本近海の海面水温が高い状態も、暑さを後押しする要因です。偏西風の位置や太平洋高気圧・上層の高気圧(チベット高気圧)の張り出しなどの条件が重なると、近年に匹敵する厳しい暑さとなるおそれがあります。
また、梅雨明けが早く、猛暑の到来も早いと予想もされています。例年よりも早い時期から、エアコンの点検や冷感グッズの準備、暑さに体を慣らすなど、暑さ対策を始めておくと安心です。
一方で、夏の後半は海面水温分布がエルニーニョ現象側へ移行する見通しもあり、太平洋高気圧の勢力が一時的に弱まって、台風の影響を受けやすい可能性もあります。2026年夏は、猛暑への備えに加え、大雨や台風への備えも重要となりそうです。

