今日10日も関東から九州を中心に空気カラカラ 関東は土曜日にかけて乾燥状態続く
空気が乾燥 東京都心では1か月で0.5ミリ 雨が極端に少ない状態が続く
また、東京都心では11月中旬からの約1か月間の降水量が0.5ミリとなっていて、雨が極端に少ない状態が続いています。
現在、関東の広い範囲と近畿から九州などに乾燥注意報が発表されています。今週は、群馬県の妙義山や神奈川県の日向山で山火事が発生するなど、空気の乾燥状態が自然にも影響を及ぼしています。
向こう一週間の天気
関東や東海など東日本の太平洋側は、土曜日ごろまでは晴れて空気の乾燥した状態がしばらく続きそうです。日曜日は久ぶりにまとまった雨となりますが、その後月曜日以降は再び晴天が続くでしょう。
これからの季節、インフルエンザなど風邪をひきやすい時期でもあるため、室内の湿度を適度に保ち、風邪予防に努めましょう。
火の元や火の取り扱いにも十分な注意が必要です。
火事を防ぐには
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。
インフルエンザに注意
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。
