太平洋側は雨が多く空気が潤う 高温傾向のあと年末年始は冬らしい寒さ 1か月予報
この先1か月の天気傾向 太平洋側は北・東日本で雨量が多くなる
12月20日頃からは冬型の気圧配置が長続きせず、北・東日本の日本海側の雪や雨は少なくなるでしょう。一方で、北・東日本の太平洋側は低気圧の影響を受けやすく、くもりや雨の日が多くなりそうです。11月中旬以降、太平洋側では降水量が極端に少なくなっているため、恵みの雨となるでしょう。西日本の日本海側と沖縄・奄美では、平年と同様に、曇りや雨、または雪の日が多くなりそうです。
年末年始は冬らしい天気となり、日本海側で雨または雪の日が多くなるでしょう。太平洋側は晴れの日が多くなりそうです。
北日本:北海道・東北
東日本:北陸・関東甲信・東海
西日本:近畿~九州
12月20日前後から全国的に気温が高い傾向に 年末年始は冬らしい寒さ
一方で12月20日前後からは寒気の影響を受けにくく、全国的に気温は平年よりも高くなる予想です。今日11日、気象庁は高温に関する早期天候情報を発表し、北海道、東北と、近畿から九州にかけては18日ごろから、北陸と関東、東海では19日ごろから、気温がかなり高くなると予想されています。高温に関する早期天候情報は、その地域で、その時期としては10年に一度レベルの高温が予想されるときに発表されるものです。昼間と朝晩との気温差が大きくなるため、寒暖差で体調を崩さないよう注意が必要です。
年末年始(12月27日~)になると各地で気温は平年並みとなり、冬らしい寒さが戻ってきそうです。
