大雨特別警報から一夜 岐阜県や長野県 土砂災害の危険度が高いまま
平年7月ひと月分の 1.5倍~2倍の雨も
総雨量は、更に増え続けていて、岐阜県下呂市萩原は、降り始め(3日13時)から9日13時までの雨量が784.0ミリと、平年7月ひと月分の約2倍に達しました。長野県の御嶽山では、降り始め(3日12時)から9日13時までの雨量が、900ミリを超え、平年7月ひと月分の約1.5倍の雨が降りました。
この雨により、地面の中には、沢山の水分がたまっています。土砂災害の危険度を見ると、岐阜県や長野県の所々で、赤い「警戒レベル」となっています。また、地盤が緩んでいるだけでなく、増水している川もあります。雨がいったん弱まった所でも、斜面や増水した川には、絶対に近づかないでください。
週末も大雨 引き続き土砂災害に厳重警戒
さらに、10日以降も、大雨が続く恐れがありますので、まだまだ安心できません。来週も、雨の降りやすい日が続きますので、土砂災害、川の増水や氾濫、低い土地の浸水などに、厳重に警戒してください。
