東北 冬の天候の見通し 東北らしく寒い冬に
11月~ 季節は秋から急速に冬へ 12月は山沿いを中心に大雪の恐れも
気温は高く、紅葉の色づきなど、秋の深まりはゆっくりとなりそうです。ただ、朝晩と昼間の気温差が大きくなりますので、体調管理にお気をつけください。
降水量はほぼ平年並みの予想ですが、台風が発生し日本列島に近づく恐れがあります。また、台風周辺の非常に暖かく湿った空気が秋雨前線の活動を活発化させ、大雨となる恐れもあります。引き続き、大雨への備えが必要です。
11月 冬支度はお早めに
日本海側 一時的に西高東低の冬型の気圧配置になり、平地でも初雪が観測される可能性があります。季節は秋から急速に冬に向かいますので、車のタイヤ交換など、冬への準備を進めてください。
太平洋側 勢力の強い移動性高気圧におおわれ、秋晴れとなる日が多い見込みです。
12月 大雪やなだれなどに注意
日本海側 一時的に冬型の気圧配置が強まり、山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。大雪による交通機関の乱れ、なだれなどに注意してください。
太平洋側 低気圧の影響を受けやすく、降水量は平年並みか多い予想です。ただ、晴れて空気の乾燥する日もあり、火の取り扱いに注意が必要です。
2020年12月~2021年2月 例年通りの厳しい寒さに
なお、冬の天候に影響の大きい北極振動の予想は難しく、現時点では考慮できていませんので、予報には不確実性があります。最新の予報をこまめに確認してください。
