5日(金)にかけて東北・北陸は大雪 平地も積雪 車の立ち往生など交通障害に警戒
前半(4日~10日) 5日(金)にかけて東北・北陸は大雪に警戒
5日(金)は、西日本では雪のやむ所が多いでしょう。北陸や東北は発達した雪雲が流れ込むため、断続的に雪が降り、さらに積雪が増加する見込みです。警報級の大雪となるおそれがあるため、車の立ち往生など交通障害に警戒し、屋根からの落雪、電線や樹木への着雪などに十分ご注意ください。
6日(土)と7日(日)は高気圧に覆われて、全国的に晴れる見込みです。風も弱く、穏やかな週末となりそうです。
8日(月)と9日(火)は冬型の気圧配置となり、日本海側は雨や雪が降るでしょう。太平洋側は晴れて空気が乾燥します。火の元に十分ご注意ください。
10日(水)は西から冬型の気圧配置が緩む見込みです。九州から関東にかけて晴れるでしょう。北陸から北も次第に雨や雪がやんで、日差しの出る所がありそうです。
最高気温は、5日(金)にかけて平年より低い所が多く、寒さが続くでしょう。6日(土)以降は平年並みか平年より高い日が多くなりそうです。北陸や東北、北海道では、短い期間に気温の変化が大きくなりますので、体調を崩さないようご注意ください。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
後半(11日~16日) 太平洋側は乾燥した晴天が続く
最高気温は、平年並みの所が多いでしょう。北海道は平年並みか低く、札幌市は13日(土)と14日(日)はマイナス1℃の予想で、真冬日(最高気温が0℃未満)となりそうです。東北から九州にかけては、朝晩は冷え込みの強まる日が多く、昼間との寒暖差が大きくなります。外出する時間に合わせて服装をうまく調節して、体調を崩さないよう、気をつけてお過ごしください。
