立春寒波 九州は明日4日~6日中心に平野部でも大雪のおそれ 雪や低温が長引く
「立春寒波」襲来
そして、明日4日から6日(木)はこの冬一番の強い寒気が西回りで流れ込むため、九州は断続的に雪が降り、大雪のおそれがあります。九州北部や東シナ海側の平野部は広い範囲で積雪する見込みです。
7日(金)頃は寒気のピークはいったん過ぎますが、8日(土)頃はまた一時的に寒気が強まりそうです。週末にかけて寒気が強弱を繰り返して流れ込むため、9日(日)初めにかけて雪が残る所があるでしょう。
今回の寒気は動きが遅く、雪や低温の影響が長引くのが特徴です。特に、明日4日~6日(木)は平野部で大雪のおそれがあります。今日3日のうちに大雪や低温への備えをしておきましょう。
警報級の大雪のおそれも
今から9年前の2016年1月23日から25日に大寒波が襲来し、九州の平野部でも大雪になった際は、交通機関がまひしたり、スリップや転倒事故が相次ぎました。また、福岡県大牟田市などで凍結による水道管の破裂が相次ぎ、断水するなど、生活への影響が大きくなりました。今回も大雪や水道管の凍結などへの備えが必要です。
慣れない大雪 外出前の注意
慣れない雪道を歩く際は、荷物はリュックや肩掛けカバンなどにして、両手をあけておきましょう。靴底に溝がついている運動靴や、登山用の靴など滑りにくい靴を選ぶとよいでしょう。
こまめに気象情報や交通情報を確認し、時間に余裕を持った行動を心がけて下さい。
