積雪10センチで約1.5トン 災害級大雪の青森県などで4日~5日は落雪リスク大
先月末から青森県内は記録的な積雪
青森県の酸ケ湯では先月28日に最深積雪が487センチに達して、1月の観測史上最も多い記録となりました。青森市でも今月1日に最深積雪183センチと40年ぶりに180センチを超えるなど、記録的な大雪となりました。この影響で青森県は先日、自衛隊に災害派遣要請を行っています。
このほか今日3日午前9時現在、北海道~山陰の所々で積雪が平年の2~3倍となっており、石川県金沢市や福井県敦賀市など平年の5倍以上の所もあります。
積雪10センチで約1.5トン 雪の重みは想像以上
例えば100平方メートルの屋根に10センチの雪が積もると、その重さはなんと約1.5トンにもなります。仮に50センチの雪が積もれば、重さも5倍となり、5トンを軽く超えるような計算になります。雪質によって重さが多少左右されますが、少なく見積もっても、かなりの重さになると考えてよいでしょう。更に気温が上がったり、雨が降ったりして、水分を多く含む雪となった場合、より重さが増す恐れがあります。
これだけの重さの雪が屋根から滑り落ちることを考えると、家の軒先や斜面付近がいかに危険かが分かります。また、雪の重みで屋根への負担が大きくなると、屋根が損傷してしまうケースもあります。
明日4日~明後日5日は気温上昇 雪解けが進み落雪などのリスク大
積雪の増えている地域の予想最高気温を見ても、札幌や青森は5℃くらい、秋田や新潟は8~10℃くらい、金沢や福井、鳥取は10℃以上と、各地で3月並みの暖かさとなるでしょう。
雪解けが一気に進んで、落雪の危険性も高まります。特に雪が大きくせり出している「雪庇(せっぴ)」の下は落雪のリスクがかなり高いです。たくさんの雪が積もっている屋根の近くでの作業はなるべく控えるようにしてください。また、屋根の雪下ろしをする際は、軒下に人や壊れそうなものがないか、しっかり確認しましょう。

