3連休の山の天気 後半は雨風強まる山岳が多い 活発な前線の影響
衛星画像 前線の近くでは風も強まりやすい
本州付近には前線が停滞しています。太平洋にある高気圧と大陸にある高気圧の勢力が釣り合っており、前線は本州付近に停滞したままほとんど動いていません。さらに、前線に向かって南寄りの風と北寄りの風が収束したことで鹿児島県を中心に記録的な大雨となりました。立秋を迎え暦の上では秋に入っていますが、梅雨末期の梅雨前線のような雨の降り方になっています。一方、北海道付近には上空に強い寒気が流れ込んでいるため、上空の寒気に伴う雷雲が北海道から関東のところどころで発生しています。日本の南では台風11号が発生しました。台風11号は今後西進して、来週前半沖縄に近づく可能性がありますが、本州付近の山岳への影響はないでしょう。
3連休の天気に大きな影響を与えるのが前線です。上の衛星画像と同じ時刻のウィンドプロファイラで、上空の3000mの風の状況を見てみましょう。
予想天気図 前線の動向に注意
9日(土)は前線が九州から本州の南にかけて停滞し、九州や四国付近では前線が徐々に北上する予想です。このため、九州や四国は各地で雨が降り、中国地方でも次第に雨でしょう。近畿から東北にかけては晴れたり曇ったりの天気となってまずまずの登山日和ですが、上空の寒気の影響で雷雲が発生するところがある見通しです。とくに山梨周辺の山では天気の変化に注意してください。北海道は上空の寒気の影響で雨が降りやすい予想です。
10日(日)は前線がさらに北上し、対馬海峡から四国付近、さらに東海道沖に停滞する予想です。九州から東北南部にかけて雨が降る山岳が多いでしょう。標高が高い山を中心に風も強まる予想です。とくに対馬海峡の前線上には低気圧が予想されています。前線上の低気圧周辺では雨雲が発達しやすく、九州北部や中国山地で大雨に注意が必要です。雨雲の活発なエリアは次第に東に移動してきて、午後からは中部山岳でも雨量が多くなる可能性があるため慎重な行動を心掛けてください。北日本では日中は晴れ間もある見込みです。

