東海の梅雨明けは秒読み? 今日2日も天気急変に注意 局地的な大雨の後は猛暑に警戒
今日2日は午前中から所々で雨雲が発達
雷を伴って、1時間に30ミリ以上のバケツをひっくり返したような激しい雨や、50ミリ以上の滝のような非常に激しい雨の降る所があるでしょう。真っ黒な雲が近づき空が急に暗くなる・雷の音が聞こえる・急に冷たい風が吹くなどは、天気急変のサインです。昨日1日も、東海地方では相次いで「竜巻注意情報」が発表されました。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
不安定な空模様いつまで? 梅雨明けいつ?
4日(金)以降、雨の範囲が狭まるタイミングで、梅雨明けの発表があるかもしれません。
街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。
6月は記録的な暑さに 降水量は平年を大きく上回る
暑さの原因は、例年よりも早いタイミングで、南の太平洋高気圧の勢力が強くなり、6月中旬から真夏の暑い空気に覆われた所に、強い日差しが加わったためです。また、地球温暖化等の影響で、大気全体の温度が高いことも影響しています。
また、6月の月降水量は、名古屋市では266.5ミリで、平年の6月の186.5ミリを大きく上回りました。6月は暑かったイメージですが、猛暑の合間に、大雨となった日がたびたびありました。
今週末、5日(土)からは暑さが一段と増し、愛知県や岐阜県を中心に、最高気温は37℃や38℃が続出しそうです。熱中症対策を万全になさってください。外出は出来るだけ控える、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給する、昼夜を問わずエアコンを使用する、などの行動を心がけてください。
