新たな台風のたまご発生か フィリピン方面は再び大雨のおそれがあるため動向に注意
熱帯低気圧(台風のたまご)発生予想 動向に注意
気象庁の予想では、この低圧部は明日24日(月・振替休日)午前9時までに熱帯低気圧(TD)に変わり、フィリピンへ近づく見込みです。
フィリピンは、今月11月初めに台風25号、26号と連続で直撃となり、人気のリゾート地である中部セブ州を中心に大きな被害が出ました。たとえ台風まで発達しなくても、大雨のおそれあるため動向に注意が必要です。
今年は台風1号の発生が過去5番目の遅さ 台風の発生数は平年を上回る
過去、台風1号の発生が遅かったランキングをみると、蓋をあけてみると発生数は平年並みかそれを上回る年が多くなっています。
台風の最も遅い上陸は11月30日
ちなみに、1951年~2024年までの74年間で、11月に本州へ接近した台風は3個(1952年、1965年、1990年)。上陸は1個のみ(1990年11月30日和歌山県白浜町の南)となっています。
11月も下旬ですが、日本のはるか南の海上は海面水温30℃以上と未だ夏。フィリピンなど、南の島へ行かれる方は、今後も動向に注意が必要です。
