気圧変化が全国的に大きな1週間で頭痛・めまいに注意 12日は寒暖差も激しく
この先1週間 気圧のアップダウン大
明日10日(水)は、高気圧に覆われますが、11日(木)には早くも寒冷前線が北日本を通過するため全国的に気圧が下がり、札幌から東京で影響が大きいでしょう。
12日(金)は一転、気圧が急上昇しますが、13日(土)は急下降となり、14日(日)にかけて全国的に影響が大きくなりそうです。週明け15日(月)は再び広い範囲で気圧が上昇するでしょう。
少なくとも、向こう1週間は、気圧変化に伴う頭痛、首や肩のこり、めまい、全身倦怠感、関節痛、低血圧などにご注意下さい。
寒暖差も大
13日(土)の最低気温は、東京都心3℃、名古屋1℃の予想。最高気温は東京都心で8℃と、今シーズン初の一桁の気温となりそうです。大きな地震があった青森市では12日(金)の最低気温がマイナス5℃、最高気温もマイナス2℃と、今シーズン初の真冬日(最高気温が0℃未満)となる見込みです。
気圧だけでなく、気温変化(寒暖差)でも症状が出ることがあるため注意が必要です。
症状がでる前にできることは
①早寝、早起きを心がけて、睡眠時間をしっかり取るとよさそうです。食事はしっかりと、栄養のある物を取るようにしましょう。
②ハードスケジュールにならないよう気をつけましょう。体調不良を避けられないときは、用事をずらしたりするのも効果的です。(予定変更は困難かもしれませんが)
③アルコールは控えめに。水分・塩分を十分にとるようにしましょう。(ただし、塩分は取りすぎるとむくみやすくなります)
④気圧予報をチェックする癖をつけましょう。
症状が出てしまって辛い時は
① 耳のマッサージや耳回しを行いましょう。こまめにした方が良いです。
② 首・肩・背中のストレッチ(できれば全身)を行うと効果的です。軽い運動もおすすめです。
③ 耳・首・肩をあたためると良いです。
④ 気圧差と寒暖差対策で有効なのが、38~40℃程度の低めのお湯に10~15分ほど首までつかることです。
医学的表記監修:せたがや内科・神経内科クリニック 久手堅司先生
※なお入浴が難しい場合は、温めたペットボトルやカイロなどで、首の後ろ、わきの下、尾てい骨を温めましょう。
