今年の花粉は手ごわい 東京都内は縦横1センチで約4000個観測 今後の傾向と対策
東京都内で花粉大量飛散のサイン「花粉光環」出現
この先は、雨の日以外は「極めて多い」が続くでしょう。
6日(金)~7日(土)は前線や低気圧の影響で九州~関東では一時的に雨が降り、雷雨となる所もあるでしょう。長く降る雨ではないため、花粉の飛びやすい状況が続く見込みです。
晴れる日や雨の翌日は花粉の飛散が「極めて多く」なります。外出時の対策はもちろん、玄関先で衣服や髪についた花粉を落としてから室内に入るなど、家の中に花粉を持ち込まないようにしましょう。
今季の花粉はてごわい 過去最多クラス飛散量を観測
東京都保険医療局の東京都アレルギー情報naviによりますと、東京・千代田区では2月22日(日)は今シーズン初めて、1平方センチメートルで100個以上の「極めて多い」を観測。関東地方で「春一番」となった23日(月・祝)は東京都心で143.8個/㎠など、2日連続で「極めて多い」を観測しました(東京23区のデータは2月23日まで)。
青梅では2月20日(金)から250個以上/㎠を観測し、先週末2月27日(金)~3月1日(日)に青梅で1日当たり3986.0個/㎠のスギ花粉が観測されました。これは統計が残る平成13年(2001年)以来、最も多いクラスの飛散量です。1日あたり100個/㎠以上で「極めて多い」の区分になるため、先週末の青梅の1日あたり約4000個/㎠がいかに多いかが分かります。青梅ではスギ・ヒノキ花粉の予想最大値の88%(3月3日まで)が飛散しましたが、千代田区は4%(2月23日まで)とこれからが本番です。
【花粉ランク】
•極めて多い:100個以上(※2024年新設)
•非常に多い:50個以上、100個未満
•多い:30個以上、50個未満
•やや多い:10個以上、30個未満
•少ない:10個未
今後の傾向と対策
また、3月下旬から4月上旬はヒノキ花粉がピークで、ピークの期間は5日間から2週間ほどの見込みです。スギ・ヒノキともピークの時期は例年並みの予想です。
花粉が多く飛ぶ気象条件として、「雨あがり」「強風」「気温が高い」「乾燥」があげられます。花粉が多くなる時間帯は、その日の気象条件によって変わりますが、都市部の場合、一般的には「昼前後」と「日没後」に多くなるといわれています。
これは早朝、日の出とともに雄花が開き、放出された花粉が風に乗って都市部にやってくるタイミングが「正午ごろ」であること、そして日中、上空高くまで舞い上がった花粉は日没のタイミングで地表付近まで降りてくるためと考えられています。また、「モーニングアタック」といって、窓も開けず、外出もしていないので症状がでる場合があります。これは室内に入り込んで床に落ちた花粉を寝てる間に吸い込む、起床の際、布団に積もった花粉やハウスダストが舞い上がるなどが考えられます。
花粉症の方は窓を開けるのを控えたり、洗濯物を部屋干しにするなど対策がかかせませんが、花粉飛散量が少ない夜間や雨の日など、空気の入れ替えをするとよいでしょう。花粉が大量に飛ぶ時間帯を知り、少しでも快適に過ごしましょう。

