新たな台風が発生し来週にかけ北上か 台風+秋雨前線で大雨の恐れ 今後の動向に注意
台風のたまごが2つ 今後、新たな台風へ
一つはフィリピン付近を通過中の「熱帯低気圧A」です。今後、台風に発達する見込みで、週末にかけて香港方面へ進む見通しです。
そして、きょう(17日)午前9時、フィリピンの東の海上で、新たに「熱帯低気圧B」が発生しました。こちらも、今後台風に発達する見込みで、来週にかけて沖縄の先島諸島などに接近する恐れがあります。
太平洋高気圧の張り出しが強いため、本州へ接近の可能性はいまのところ低いです。ただ、本州付近には秋雨前線が停滞しているため、湿った空気を運んで、活動が活発になる恐れがあります。今後の台風情報、気象情報には十分ご注意ください。
海面水温高く西日本付近まで30度以上 台風が発達しやすい
海面水温を見ると、現在も沖縄から西日本付近まで、30℃以上のエリアが広がっています。台風は列島に近づくまで発達しやすい状況となっており、今後も日本の近くで新たな台風が発生、発達する恐れがあります。台風情報に注意が必要です。
台風シーズン 避難場所や避難経路を確認するポイントは?
①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。
②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。
③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。
もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくのもおススメです。
