24日は北陸西部でドカ雪のおそれ JPCZが南下 車両立ち往生などに十分注意
北陸地方西部(富山県・石川県・福井県)では、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)などの影響ですでに大雪となっている所があります。このあと、24日の日中にかけては、JPCZが北上して新潟県を指向し、北陸西部では富山県を中心に平地でも降雪量が多くなる所があるでしょう。24日夜~25日朝は、JPCZが北陸西部を南下し、ドカ雪のリスクが高まるおそれがあります。道路の通行止めの可能性もあるので、交通情報を十分に確認するようにしましょう。
23日(金)朝までの雪の状況 JPCZで福井県嶺南地方でドカ雪 敦賀では15年ぶりの大雪
昨日22日(木)~きょう23日(金)朝にかけて、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が福井県の嶺南地方に停滞し、強い雪が断続的に降りました。福井県の敦賀では、23日(金)9時までの24時間降雪量が49センチに達し、23日(金)9時の積雪量は65センチに達しました。これは、2011年1月31日に観測された78センチ以来、15年ぶりの大雪となりました。敦賀市の山間部にある新保では22日(木)21時までの6時間に32センチの降雪を観測し、「顕著な大雪に関する情報」も発表されました。
そのほか、富山県西部でも局地的な風の収束により降雪量が多くなったところがあり、富山県高岡市の伏木では、23日(金)9時までの24時間降雪量は35センチ、23日(金)9時の積雪量は50センチとなっています。
23日(金)~24日(土)日中 JPCZは新潟県へ北上 北陸西部は「西風の冬型」 風が弱まれば富山で大雪
23日(金)は、次第にJPCZが北上し、夜遅くには新潟県中越地方付近を指向するでしょう。JPCZの南側では西風が強まり、北陸西部は「西風の冬型」となるでしょう。
このため、西寄りの風に雪雲が流され、西に開けた斜面の所で降雪量が多くなるでしょう。具体的には、福井県の奥越地方、石川県加賀地方南部の山地、富山県東部の山間部で降雪量が多くなる予想です。
24日(土)になると、JPCZがさらに北上して新潟県下越地方を指向するでしょう。北陸三県では、引き続き「西風の冬型」となりますが、次第に風速が弱まる予想です。このため、雪雲が平地にもとどまりやすくなり、平地でも降雪量が多くなる所があるでしょう。特に、富山県では西風が立山連峰など高い山にぶつかることによって雪雲が発達または停滞し、降雪量が多くなる傾向があります。
24日(土)夜~25日(日)朝 JPCZが北陸西部を南下 平地でもドカ雪リスク高まる
24日(土)夜~25日(日)朝にかけて、JPCZは新潟県から南下して富山・石川・福井県を通過するでしょう。現段階では、富山市や金沢市では24日夜遅く~25日未明にかけてJPCZが通過して、短時間に強い雪のおそれがあります。積雪が急に増えるおそれがあるので、車のスタックなどに十分に注意して下さい。
さらに、25日(日)明け方~朝は、JPCZが福井県を指向し、昨日から今朝にかけて大雪となった敦賀市の周辺でも再び積雪急増のおそれがあります。大規模な交通障害の発生するリスクが急速に高まるため、交通情報などもよく確認し、迂回ルートの検討などを行ってください。
25日(日)日中以降 山雪型へ 平地の降雪ピークは過ぎるも山間部は大雪
25日(日)日中には、JPCZが近畿北部まで南下して、北陸地方は北西風の山雪型となり、平地の降雪のピークは過ぎるでしょう。山間部では引き続き大雪に注意が必要です。一方、風速はあまり強くない予想で、平地でも局地的な風の収束が発生した場合は積雪がさらに増える可能性もありますので、今後の情報に注意して下さい。
予想降雪量 25日6時までの24時間降雪量は富山県平地で50センチ予想
24時間降雪量の予測では、24日(土)6時までの多いところで石川県の山地で60センチ、平地でも富山県と石川県で30センチとなっています。
降雪のピークとなる24日(土)夜~25日(日)朝の時間を含む25日(日)6時までの24時間降雪量は、いずれも多いところで富山県・石川県の山間部で70センチ、平地でも富山県では50センチの降雪が見込まれます。特に短時間の積雪急増に注意・警戒して下さい。
26日(月)6時までの24時間降雪量は、多いところで富山県の山間部で50センチ、石川・福井県の山地で20~30センチとなっています。
27日頃に一旦冬型緩むもその後に再び寒気南下か
今回の「長期寒波」は、27日(火)に一旦緩み、平地では雨に変わる所が多くなりそうです。しかし、その後は再び強い寒気が南下して、平地でも再び広く雪となるでしょう。JPCZの動向によっては大雪となるおそれもあるので、最新の情報に注意して下さい。