東海で線状降水帯発生のおそれ 災害の危険度が急激に高まる 四国や九州で激しい雨も
長崎県や高知県で局地的に激しい雨
明け方から朝にかけて、九州や四国を中心に活発な雨雲や雷雲がかかり、長崎県脇岬では、4時12分までの1時間に48.5mm、対馬市鰐浦でも3時37分までの1時間に48.5mm、高知県の池川では5時12分までの1時間に48.0mmの激しい雨が降りました。その他にも大分県や鹿児島県などで1時間に40ミリ以上の激しい雨を観測しています。
東海では線状降水帯発生のおそれ
また。この後、東海地方では14日夜のはじめ頃から15日昼前にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
西日本では15日にかけて、東日本では16日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
線状降水帯発生予測がでたら
① いつもより大雨災害が起きる可能性が高い状況だということを認識し、テレビやスマートフォンなどで気象情報をこまめに見るようにしてください。
② 川の近くや土砂災害の危険のある地域にいる人は、避難する可能性があると考え、自治体から発表される避難情報に注意しましょう。この段階で、飲食品、貴重品、着替えなど避難所に持って行くものを再確認し、必要になればすぐに避難できる準備を整えてください。暗くなってからの避難は危険です。気象情報や避難情報をこまめに確認しつつ、明るいうちの避難を心がけましょう。
③ 避難先は、自治体の指定する避難所のほかに、安全な親戚・知人の家やホテル・旅館など複数の候補を考えておくと良いでしょう。感染症対策として、消毒液やマスクなども用意してください。感染が心配な方も、避難所の感染症対策は進んでいますので、他の避難先が思い浮かばない場合はためらわず避難所に避難してください。
