沖縄と秋田で1時間に60ミリ超の非常に激しい雨 秋田県能代市で観測史上1位を記録
秋田県や沖縄県で猛烈な雨 観測史上1位も
秋田県能代市では午前4時32分までの1時間に65.0ミリの非常に激しい雨が降り、観測史上1位を記録しました。また、沖縄県国頭村では午前2時7分までの1時間に64.5ミリの非常に激しい雨が降りました。その他にも秋田県内や沖縄県内で1時間に50ミリ以上の雨が降った所があります。
東北は大雨に警戒
なお、その後も7日にかけて前線の影響で、東北の日本海側を中心に断続的に雨が降るでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雨となる可能性があります。大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、今日5日は、気温の上昇や湿った空気の影響で関東から九州も大気の状態が不安定となるため、午後は変わりやすい天気となるでしょう。局地的に激しい雨が降るでしょう。晴れていても、天気の急変に注意が必要です。
非常に激しい雨とは
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
