27日は北海道や東北で雨雲発達し大雨の恐れ 関東~九州も非常に激しい雨の降る所も
北海道や東北を中心に雨雲発達 大雨のおそれ
北海道と東北は、日本海側で特に雨雲が発達し、午前中を中心に局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るでしょう。北陸や関東、東海、近畿、四国は午前中は晴れ間の出る所がありますが、午後を中心に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降る見込みです。大雨となる所があるでしょう。
中国地方と九州北部は午前中から断続的に雨が降るでしょう。九州南部も午後は次第に雨の範囲が広がりそうです。沖縄はおおむね晴れますが、にわか雨に注意が必要です。
24時間予想降水量 東北や関東甲信は100ミリの雨
北海道地方 80ミリ
東北地方 100ミリ
関東甲信地方 100ミリ
近畿地方 80ミリ
となっています。
特に北海道ではこれまでの雨で、大雨災害の危険度が高まっている所があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒し、関東から九州でも注意・警戒が必要です。また落雷や竜巻などの激しい突風にご注意ください。
非常に激しい雨とは?
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
