2025年12月の東・西日本は、寒暖差大きく空気カラカラ 1月はどうなる?
寒暖差が大きかったものの、全体的にみると12月の平均気温は平年より高めに
ただ、全体的にみると、低気圧に向かって暖かい空気が流れ込みやすかったことや、寒気の南下が一時的であったことから、月平均気温は全国的に高くなりました。特に、富山では12月としては2番目に高い気温となりました。
東日本・西日本は晴れて、空気カラカラ 一方、北日本は大雨や大雪の日も
一方、高気圧に覆われやすかった西日本や関東の内陸部を中心に雨が少なく、空気が乾燥しました。
ただ、東京都心では、12月24日に珍しく冷たいが雨が降りました(12月24日の東京の晴天率(※)は93.3%で、1年で最も高い日)。クリスマス・イブの日中(9時-18時)に、0.5ミリ以上の雨を観測したのは、1989年(平成元年)以来36年ぶりのことでした。
(※)東京の晴天率に関するデータは、1991年から2020年までの30年間の統計に基づいています。
月降雪量は、冬型の気圧配置が長続きせず、寒気の影響が一時的であったため、北日本~西日本の日本海側で少なくなりました。
ただ、12月14日から15日には北海道付近で低気圧が発達し、北海道オホーツク海側中心に大雪となった所がありました。また、26日頃は冬型の気圧配置が一時的に強まり、北日本や東日本日本海側中心に暴風雪や大雪となった所があったほか、31日も北日本日本海側で大雪となった所がありました。
月間日照時間は、東日本~西日本で多く、石川県輪島など北陸地方で平年の1.5倍の多照になった所がありました。
この先どうなる? 最新の1か月予報
この先の気温は向こう1か月(1月3日~30日)でみると、北日本・東日本・西日本で「ほぼ平年並み」。沖縄・奄美で「平年より低い」予想です。週ごとにみると、1週目(1月3日~9日)では、北日本と沖縄・奄美で平年より低く、東日本と西日本は平年並みでしょう。2週目(1月10日~16日)は、北日本・東日本・西日本で平年並み、沖縄・奄美は平年並みか低い予想です。3週目~4週目(1月17日~30日)にかけては、各地域でほぼ平年並みの予想です。北日本では一日を通して気温が0℃未満の真冬日の日もあり、東日本や西日本の市街地でも朝は0℃を下回ることもあるでしょう。本格的な受験シーズンにも入ります。寒さで体調を崩さないように万全の寒さ対策をしてお過ごしください。また、外と室内や室内の中でも浴室とリビングとの気温差が大きくなります。ヒートショックにもご注意ください。
降水量は、北日本で平年並みか多く、東日本の日本海側で多い予想です。冬型の気圧配置になることが多いため、これらの地域では雪や雨が降ることが多くなりそうです。大雪による交通機関の乱れ、屋根からの落雪などに注意が必要です。東日本の太平洋側と西日本、沖縄・奄美では、「並みか少ない」か「少ない」見込みです。太平洋側はもともと降水が少ない時季ではありますが、それより少なくなる可能性があります。空気が乾燥するため、火の取り扱いや感染症などのリスクが増えることもあります。十分にご注意ください。
日照時間は、沖縄・奄美と西日本、東日本の太平洋側は「平年並みか多い」または「平年より多い」予想です。ただ、雪や雨が全く降らないということではありません。強い寒気が流れ込んだ時などは雪が積もることもあるでしょう。東日本の日本海側、北日本の日本海側では平年並みか少ない予想です。このことからも寒気の影響を受けやすいと言えます。北日本の太平洋側は平年並みでしょう。
【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・東海・北陸地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方
