今日1日の熱中症警戒アラート 昨日を上回る今年最多の20県に とるべき行動とは
今日1日 猛暑日続出 体温並みの暑さも
最高気温は、熊本市や佐賀市、京都市、岐阜市、名古屋市、甲府市では36℃と体温並みの暑さとなりそうです。高松市や大阪市、さいたま市、前橋市では35℃と猛暑日が続出するでしょう。
東京都心や金沢市、仙台市は33℃と猛暑日にはなりませんが、真夏並みの暑さになりそうです。北海道でも札幌市で30℃と真夏日となるでしょう。帯広市では35℃と猛暑日になりそうです。
熱中症警戒アラート 昨日30日より増えて今年最多の20県
熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも北海道や関東から四国で、暑さ指数(WBGT)が31以上となり、熱中症リスクが高まっています。今日7月1日も万全な暑さ対策が必要です。
熱中症警戒アラートとは?
熱中症警戒アラートを発表する基準は「暑さ指数(WBGT)」です。暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。
この暑さ指数が、全国を58に分けた府県予報区等のどこかの地点で、「33」以上と予想した場合、熱中症警戒アラートが発表されます。熱中症警戒アラートが発表された所では、日頃から実施している熱中症対策を、普段以上に徹底することを心がけてください。
熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。
