今日16日は関東甲信の平野部でも雷雨や非常に激しい雨の恐れ 屋外のレジャーは注意
今日16日は大気の状態が不安定 ゲリラ雷雨に注意
今日16日昼前から夜遅くにかけて、山沿いだけでなく、平野部でも所々で雨雲や雷雲が湧く予想です。雷を伴って激しい雨(1時間30ミリ以上50ミリ未満)や非常に激しい雨(1時間50ミリ以上80ミリ未満)の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
屋外のレジャーなどは天気の急変に注意が必要です。
今日16日は局地的に非常に激しい雨
関東地方北部 50ミリ
関東地方南部 50ミリ
甲信地方 50ミリ
明日17日6時までに予想される24時間降水量は多い所で
関東地方北部 80ミリ
関東地方南部 80ミリ
甲信地方 80ミリ
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意・警戒してください。
非常に激しい雨とは
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
雷雲が近づくサイン その時どうする?
雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。
単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
