今日18日は日本海側で警報級の大雨 関東の平野部も非常に激しい雨 雨のピークは?
秋雨前線が列島を南下 大気の状態が非常に不安定
秋雨前線は今夜にかけて、東日本や西日本の太平洋側へ南下するでしょう。上空の寒気や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、東北から九州では大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。
東北から九州で非常に激しい雨の恐れ
このあとも、午前中は日本海側を中心に活発な雨雲がかかり、午後は太平洋側にも雨雲が流れ込むでしょう。
東北や北陸から九州北部では昼頃までが大雨のピークです。非常に激しい雨が降り、雨量が増えるでしょう。関東は夕方から活発な雨雲が流れ込み、平野部でも非常に激しい雨が降り、大雨となる所がある見込みです。先週の木曜日(11日)のような大雷雨となる恐れもあります。近畿や四国も昼過ぎから夕方にかけて激しい雨の降る所があるでしょう。
予想降水量
東北地方 80ミリ
関東甲信地方 100ミリ
北陸地方 100ミリ
中国地方 120ミリ
九州北部地方 100ミリ
土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。危険な場所には近づかないようにしましょう。落雷や突風にも注意が必要です。
大雨が発生 とるべき対応は
① 河川や用水路には近づかないでください。普段は流れの遅い河川や用水路でも、大雨によって水かさが増したり、流れが速くなったりします。増水した用水路は道路との境目が分からなくなっていて、足を取られるおそれがあります。
② 運転の際は、アンダーパスなど低い道路は避けるようにしてください。低い道路には雨水が流れ込みやすいため、すぐに冠水してしまうおそれがあります。車が水没して故障したり、水圧によって、ドアが開かなくなったりして、車内に取り残されると、非常に危険です。無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。
③ 山などの急な斜面はいつ崩れるか分からないため、決して近づかず、斜面とは反対側に避難するようにしてください。土砂災害警戒情報や大雨警報の危険度分布を細かく確認して、状況を常に把握するようにしましょう。
④ 地下は浸水するおそれがあるため、雨漏りなど異変を感じたら地上に移動するようにしてください。地下では、危険を察知することが遅れてしまいがちです。こまめに気象情報を確認し、速やかに地上に移動できるようにしておきましょう。
⑤ 上流にダムのある河川の近くに住んでいる場合は、ダムの水位情報を確認するようにしましょう。大雨が長時間にわたって降り続くと、ダムは決壊を防ぐために放流を始める場合があります。
