3日頃から今季一番の強烈寒気 北海道~北陸は大雪 西日本で積雪か 雪への備えを
今季これまでで一番の強烈寒気が襲来へ
北海道から北陸は大雪の恐れ 西日本でも積雪の可能性
5日(金)には西日本の寒気のピークは越えますが、北日本には寒気が居座るでしょう。日本海側を中心に雪が降り、さらに積雪が増えそうです。
週半ば頃は冬本番の寒さ
4日(木)の最高気温は札幌市ではマイナス1℃と真冬日(最高気温0℃未満)になる見込みです。東京都心は12℃と12月中旬並み、名古屋市では9℃と真冬並みの寒さとなるでしょう。大阪市や福岡市も11℃までしか気温が上がらず、日中も空気が冷たいままとなる見込みです。一気に寒くなりますので、服装で上手に調節して、体調を崩さないようご注意ください。
シーズン最初の雪に注意
(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。
ノーマルタイヤの危険性
雪道を時速40kmで走った場合、ブレーキを踏んでからクルマが止まるまでの距離は、ノーマルタイヤでは冬用タイヤの約1.7倍にもなるという走行実験結果もあります。
雪道でのノーマルタイヤは、とても危険ですので、冬用タイヤやチェーンを必ず装着するようにしてください。雪や雨が降ったあとの路面は凍結していることもあります。一見、路面に雪がないように見えても車の運転には十分な注意が必要です。
