北日本~西日本の日本海側で26日は暴風雪や大雪 交通乱れる恐れ 太平洋側で降雪も
北海道~北陸は暴風雪や大雪の恐れ 関東甲信や東海の山地で大雪
北海道や東北の日本海側、北陸は大雪となる恐れがあります。風も強く、猛吹雪となる所もあるでしょう。26日(金)から27日(土)にかけては広く影響リスクが大きくなります。冬用タイヤやチェーンの装着に加え、スコップや砂などの冬用装備を車に積んでおいてください。通行止めとなる可能性もありますので、最新の交通情報を確認し、迂回や通行ルートの見直しも検討してください。
関東甲信の平野部では晴れる所が多いですが、関東北部や長野県の山地では26日(金)は大雪となるでしょう。関東北部の平野部でも積雪となる所がありそうです。大雪や積雪による影響リスクが高くなるでしょう。東海も岐阜県の山地を中心に26日(金)は大雪となり、平地でも積雪となる所がありそうです。
近畿~中国地方は大雪や吹雪に注意
四国も25日(木)の午後は風が強まるでしょう。車の運転は横風に流されないよう注意が必要です。山地には雪雲が流れ込む所もありそうです。峠越えの車は冬の装備で、路面状況の変化にもご注意ください。
九州北部も25日(木)の夜遅くから山地を中心に大雪となる恐れがあります。平地でも路面の凍結に注意が必要です。
※道路ごとの影響については、道路の気象影響予測も参考になさってください。(気象予測に基づく影響予測ですので、実際の規制状況は道路管理者等の発表をご確認ください。)
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意を
車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。
防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。
