年末年始の天気傾向 特に30日頃から日本海側で大雪に注意 冬型持続で冬らしい寒さ
2025年から2026年の年末年始の天気傾向
2025年の年末休暇入り直後(12月27日から12月29日頃)は、全国的に低気圧の影響を受けやすいでしょう。
日本海側は、例年通り雪や雨の降る日が多くなりそうです。例年、晴れる日の多い太平洋側は、南岸低気圧の通過による雨や湿った雪に注意が必要です。
2025年の年末から2026年の年始(12月30日頃から1月4日頃)にかけては、全国的に寒気の影響を受けやすく、前回の発表(12月3日)よりも冬型の気圧配置が長く続く見込みです。このため、日本海側では西日本も含めて雪が降りやすく、局地的な大雪に注意が必要です。
太平洋側は例年と同様に晴れる日が多く、多くの場所で初日の出が見られる可能性が高いでしょう。しかし、寒気が強まるタイミングで一時的に天気が崩れ、雪や雨の降る日もありそうですので、初詣や初売りなどのお出かけの際は最新の天気予報を確認して下さい。
全国的に気温が低く、厳しい寒さとなる見込みのため、防寒対策はしっかりと行ってください。
雪道の運転 注意するポイントは?
雪道の運転は、必ず冬用タイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくりと慎重に運転をすることが大切です。車間距離は普段の倍以上の距離を保ちましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすい危険なスポットのため、細心の注意を払って走行するようにして下さい。
雪下ろし作業をする際の注意点
(1)雪下ろしをする前には、雪が緩んでいないかどうか、必ず確認しましょう。新雪や、晴れた暖かい日の午後は、特に屋根の雪が緩んでしまいます。年末年始は例年より気温が高く経過するため、特に注意が必要です。また、雪と一緒に、つららが落ちてくることもあります。
(2)はしごを使って屋根に上る場合は、はしごが動かないよう、ロープなどで、しっかり固定しましょう。はしごから屋根へ移動する時は、転落しないよう、一段と注意が必要です。
(3)雪下ろしをする際は、建物の周りに雪を残しましょう。万が一、屋根から落下した場合でも、雪がクッション代わりになってくれます。面倒でも、必ず命綱とヘルメットを装着し、滑りにくい靴を着用しましょう。携帯電話も忘れずに持って、作業してください。
