東日本・西日本 来週半ば以降平年より暖かい 高温に関する早期天候情報
20日ごろ~ 東日本・西日本で高温に
来週半ば以降、20日ごろからは、関東甲信から九州と、奄美、沖縄地方で、平年の気温よりもかなり高くなる予想で、「高温に関する早期天候情報」が発表されています。冬型の気圧配置が長続きせず、東日本や西日本には寒気が流れ込みづらいためです。特に東日本や西日本の太平洋側の地域では、日差しの温もりを感じられ、日中はホッとできそうです。
気温上昇に伴って「なだれ」に注意
なだれの種類は2つ
1つは「表層なだれ」です。これは、山に積もっている古い雪の上に、新たに積もった雪が滑り落ちる現象です。1、2月頃の寒さが厳しい冬の時期に、山の急斜面で発生しやすく、雪庇や吹きだまりができている斜面で多く発生します。
もう1つは「全層なだれ」です。こちらは、山に積もった雪が、全て滑り落ちる現象です。気温が上昇する春先に、雨が降った後や、フェーン現象などで気温が上がった時に多く発生し、斜面の上の固くて重い雪が、流れるように滑り落ちます。過去に雪崩が発生した斜面や、積雪に亀裂が入っている所では、特にご注意ください。
