6日朝は東京都心で3℃予想 福岡は今季一番の冷え込みに ヒートショックに注意
6日(土)朝 東京都心は3℃予想 福岡は今季一番の冷え込みに
明日6日(土)は次第に寒気が抜け、北日本の雪もやむ見込みですが、朝は寒気の影響が残り、冷え込みが強まるでしょう。明日6日(日)も、アメダスの半数以上の地点で0℃を下回り、内陸を中心に冬日となる予想です。
最低気温は福岡で2℃と、今季初めて5℃を下回り、今季これまでで一番の冷え込みとなりそうです。東京都心や大阪は3℃、名古屋は1℃と霜が降りるような寒さとなるでしょう。朝お出かけの際は、各地でダウンコートやマフラー、手袋などが必要となるでしょう。
また、今夜の早い時間から気温がグッと下がり、屋内でも気温差が大きくなって身体がダメージを受ける「ヒートショック」の危険が高まります。入浴の際など十分にご注意ください。
積雪のある地域では夜間に路面が凍結し、スリップしやすくなります。車の運転の際は十分に注意してください。
7日(日)・8日(月)は寒さ緩む 日ごとの気温差に注意を
ただ、9日(火)ごろは北日本の上空に再び寒気が流れ込み、各地でこの時期らしい気温となるでしょう。来週後半は札幌で今シーズン初めての真冬日となりそうです。
この先、日ごとの気温差が大きくなりますので、体調を崩さないよう、服装選びは慎重になさってください。
ヒートショックを防ぐ4つのポイント
① 脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に入り、その後、浴槽につかると、寒暖差で血圧が急激に変化してしまいます。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。
② 入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。
③ 浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。
④ 食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。
