明日27日にかけて北日本や北陸で大雪 帰省ラッシュ直撃も 立往生などに警戒
北日本や北陸で大雪が続く 帰省の移動に影響も
このあと雪は、北陸や東北の日本海側が中心となり、明後日28日(日)昼にかけて、多い所では70センチ以上の降雪となりそうです。
北海道は、日本海側を中心に明後日28日(日)の日中にかけて、道路への影響の可能性が大きいでしょう。大雪や猛ふぶき、吹きだまりによる交通障害に警戒してください。帰省や旅行など移動の際に影響がでるおそれがありますので、最新の気象情報と、道路の情報を確認するようにしてください。
東北は、明日27日(土)にかけて影響の可能性が大きく、警戒が必要です。日本海側だけでなく、太平洋側の沿岸でも暴風雪によって見通しが悪くなることが考えられます。
北陸は今夜26日遅くにかけて特に影響が大きいほか、関東甲信は北部山沿いや長野県北部などで、中国地方は山陰を中心に、今夜26日遅くにかけて特に注意・警戒が必要です。今夜26日のうちから車で移動をする場合には、積雪や路面の凍結などに注意が必要です。
東海は山沿い、近畿は北部を中心に、交通への影響が大きいでしょう。慣れない地域で運転する場合は、普段以上に慎重な運転が必要です。
明日27日にかけて大雪・暴風雪・高波に警戒
また、東北の日本海側から山陰にかけては明日27日(土)朝にかけて高波にも警戒してください。
大雪による立往生や、猛ふぶきや暴風雪による視界の悪化などが考えられます。帰省などで移動を予定している場合は、計画に余裕を持って、休憩を取りながら安全運転を心がけてください。また、長時間の立往生の場合に備えて、スコップや毛布などを車の中に用意しておくと安心です。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
