日本気象協会 第1回「2026年梅雨入り予想」発表 西日本で平年並みか早い予想
予想される海洋と大気の特徴
今年の特徴は、
①ラニーニャ現象に近い状態は解消し、夏ごろにエルニーニョ現象が発生する可能性が高く、太平洋熱帯域の海面水温は、東部から中部で高くなる見込みということ
②モンスーンの西風が強く、積乱雲の発生はフィリピンの東から太平洋中部で多いと予想されること
③日本付近から日本の東の海上で偏西風が平年より北を流れること
これらのことから、今年は太平洋高気圧の北への張り出しが強く、梅雨前線は平年より早く北上してくる可能性があります。
また、太平洋高気圧は日本の南東の海上で強まりやすく、高気圧の縁を回り込み、湿った空気が西日本や東日本に流れ込みやすい見込みです。
そのため、今年の梅雨入りは、湿った空気の影響を受けやすい西日本で「平年並みか早く」、東日本と東北、沖縄と奄美は「平年並み」と予想されます。
今年の梅雨入り 西日本で平年並みか早い予想
5月下旬には九州南部で梅雨入りし、四国でも平年より早く、5月下旬に梅雨入りとなりそうです。
九州北部と中国地方は6月上旬に梅雨入りする見込みで、平年並みか早い予想です。
6月上旬には、そのほか近畿、東海、関東甲信でも長雨の季節に入るでしょう。
北陸、東北南部、東北北部の梅雨入りは6月中旬で、平年並みとなりそうです。
気象庁の最新の3か月予報によりますと、5月から7月の降水量は、全国的にほぼ平年並みの予想となっていて、例年同様、梅雨前線による大雨に十分注意が必要です。
また、梅雨のはしりで、5月のうちから降水量が多くなる可能性もあるため、梅雨入りする前の早いうちから備えを進めておいてください。
なお、太平洋高気圧の北への張り出しが強い状態は7月ごろまで続くと予想されるため、梅雨明けも平年並みか早い予想です。夏の本番の猛暑となるのも早くなりそうです。エアコンの試運転を早めに済ませておくなど、猛暑への準備も必要です。

