台風18号 熱帯低気圧に変わりました
台風18号(ラガサ)は、9月18日21時、フィリピンの東で発生しました。海面水温の高い領域を西へ進み、22日9時にはフィリピンの東で「猛烈な」勢力に発達。「猛烈な」勢力に発達したのは、台風19号に続き今年2つ目。更に、22日12時には「大型で猛烈な」勢力に発達し、石垣島では最大瞬間風速20.6m/sを観測。台湾東部の花蓮県では23日、台風18号の接近に伴う大雨の影響で、土砂ダムがあふれ、水や土砂が周辺の市街地に流れ込むなど大きな被害が出ました。その後、24日夜に中国・華南に上陸し、今日9月25日、華南で熱帯低気圧に変わりました。
25日15時現在、日本のはるか東には台風19号がありますが、今後は北東へ進み日本への直接的な影響はない見込みです。また、フィリピンの東には台風20号がありますが、こちらは台風18号の後を追うように今後大陸方面へ進む見込みです。フィリピン~中国・華南方面では、今後も動向に警戒が必要です。