今日8日午後9時15分、伊豆諸島の新島と三宅島に「暴風・波浪特別警報」が発表されました。経験したことのないような暴風・高波のおそれがあり、最大級の警戒が必要です。命を守る最善の行動をとってください。
「特別警報」とは
特別警報とは、重大な災害が発生するおそれが著しく大きいときに、市町村単位で発表されるものです。
台風を要因とする特別警報は、数十年に一度の強度の台風により暴風・高潮・高波になると予想されるときに発表されます。台風の中心気圧が930hPa以下、または中心付近の最大風速が50メートル以上で近づく場合に発表されるものです(ただし、沖縄地方、奄美地方及び小笠原諸島については、中心気圧910hPa以下又は最大風速60m/s以上)。台風の特別警報は1959年に死者行方不明者5000人以上を出した伊勢湾台風クラスの勢力の台風が該当します。
なお、台風を要因とする特別警報が発表されたのは、2024年の台風10号以来です。