この冬の近畿は降水量が少なく、空気カラカラ 火災や感染症の予防を心がけて
昨日25日、大阪管区気象台は、近畿の3か月予報(12月~2月)を発表しました。今シーズンは降水量が平年より少なく、空気が乾燥する日が多くなるでしょう。火の取り扱いや感染症に注意してください。気温は平年並みで、冬らしい寒さとなる見込みです。日本海側の降雪量は平年並みとなるでしょう。
今シーズンの冬の大気の特徴
昨日25日、大阪管区気象台が発表した近畿の3か月予報(12月~2月)によると、今シーズンは、太平洋赤道域の西部で海面水温が高く、フィリピン付近を中心に積乱雲の発生が多い見通しです。上空の偏西風は、ユーラシア大陸では北に蛇行しますが、日本付近では平年と同様の位置を流れるでしょう。これにより、フィリピン付近に向かって北よりの季節風が強く吹くため、西日本の太平洋側では低気圧の影響を受けにくい見込みです。また、12月の近畿は冬型の気圧配置が長続きせず、日本海側は平年よりも寒気の影響を受けにくいでしょう。
今冬の近畿は降水量少なく、空気カラカラ
近畿では、11月に入ってこれまで、移動性の高気圧に覆われやすく、低気圧や前線の影響が弱かったため、晴れた日が多くなりました。11月1日から20日間の降水量の平年比は、大阪で32%、神戸で47%、京都で41%など、中部を中心に平年を大きく下回っています。また、日照時間の平年比は大阪で113%と、平年を上回っている所が多くなりました。なお、気温はほぼ平年並みでした。 この先12月~2月も、気温はほぼ平年並みの見込みで、冬らしい寒さとなるでしょう。体調管理にお気をつけください。 太平洋側は、平年に比べ低気圧の影響を受けにくいため晴れの日が多く、12月の降水量は平年より少ない見込みです。1月から2月の降水量は平年並みか少ないでしょう。空気が乾燥する日が多くなるため、火の元や火の取り扱いに注意が必要です。また、加湿器を利用するなどして、感染症予防も心がけてください。 日本海側は、12月は寒気の影響を受けにくいため、平年に比べ曇りや雨または雪の日が少なく、降水量は平年並みか平年より少ない見込みです。1月から2月は平年同様に曇りや雨、雪の日が多く、降水量は平年並みとなるでしょう。なお、12月から2月の降雪量は、ほぼ平年並みの見込みです。
加湿する際のポイント
空気が乾燥する時は、上手に加湿をして乗り切りたいものです。そこで、室内を加湿する際のポイントを覚えておいてください。 ① 加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50~60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのがおすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。 ② 室内の湿度が高くなると、窓ガラスが外気で冷やされ、結露しやすくなります。カビが発生する原因にもなりますので、結露したら、ふき取ってください。 ③ 鍋料理は、体の中から温まるだけでなく、様々な栄養を一度に摂取でき、水分もたっぷり取れます。また、鍋料理からの湯気によって、室内の湿度を上げる効果もあります。 なお、適度な湿度を保つには、加湿と換気を併用するよう、心がけてください。