16日頃から30℃以上の真夏日急増 関東~沖縄は熱中症に警戒 暑さに強い体作りを
上空の暖気や強い日差しなどの影響で、関東から九州では、16日(土)頃から最高気温30℃以上の真夏日になる所が急増する見込みです。蒸し暑さを感じる日もあるでしょう。この先は、関東から沖縄の広い範囲で熱中症に「警戒」が必要です。
16日頃から真夏日の所が一気に増加
16日(土)頃から、関東から九州には、上空1500m付近で12℃以上の6月上旬並みの暖かい空気が流れ込み、17日(日)頃からは15℃以上の7月上旬並みの暖気が流入する所もある見込みです。また、16日(土)から17日(日)にかけては、高気圧に覆われて安定した晴れの天気となり、強い日差しが照り付けるでしょう。このため16日(土)頃から気温が上昇し、最高気温30℃以上の真夏日になる所が一気に増える見込みです。関東から九州では、22日(金)頃まで真夏日になる所が多く、蒸し暑さを感じることもあるでしょう。
関東~沖縄は熱中症に「警戒」
関東から九州では、これまでも汗ばむ陽気で熱中症に「注意」が必要な日は多くありましたが、16日(土)頃から一段と暑くなり、熱中症に「警戒」が必要な日が増える見込みです。急に暑くなる日は、熱中症になる危険度が高まります。こまめに水分や休憩をとるなどの熱中症対策を、いつも以上に心がけてください。
沖縄も熱中症に「警戒」が必要な日が多いでしょう。
「暑熱順化」による体の変化
暑くなり始めの時季は、暑さに強い体作りが重要です。
「暑熱順化」とは、体が暑さに慣れることをいいます。暑熱順化ができていないと、体の熱をうまく外に逃がすことができず、熱中症になる危険性が高まります。暑熱順化ができると、体の外に熱を逃がしやすくなること、汗からナトリウムを失いにくくなること、体温が上昇しにくくなることなどにより、熱中症になりにくい状態になります。
「暑熱順化」をするために日常生活でできること
暑熱順化には、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
暑熱順化のための動きや活動には、次のようなものがあります。
・ウォーキングやジョギング
帰宅時にひと駅分歩く、外出時にできるだけ階段を使用するなど、少し汗をかくような動きをしましょう。目安としては、ウォーキングの場合の時間は1回30分、ジョギングの場合の時間は1回15分、頻度は週5日程度です。
・サイクリング
通勤や買い物など、日常の中で取り入れやすいのがサイクリングです。目安とし
ては、時間は1回30分、頻度は週3回程度です。
・筋トレやストレッチ
室内では、筋トレやストレッチなどで軽く汗をかくことができます。ただ、室内
の温度や湿度には十分注意して、暑くなりすぎたり、水分や塩分が不足したりし
ないようにしましょう。目安としては、時間は1回30分、頻度は週5回~毎日
程度です。
・入浴
シャワーのみで済ませず、湯船にお湯をはって入浴しましょう。入浴の前後に
は十分な水分と適度な塩分を補給し、入浴して適度に汗をかくとよさそうです。
目安としては、入浴の頻度は2日に1回程度です。
暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。