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きょう25日、気象庁は「九州北部(山口県を含む)が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。平年より6日遅く、昨年より3日遅い梅雨明けです。

九州北部では、午前中は夏空が広がりましたが、上空に流れ込んでいる寒気の影響で、気温が上昇するにつれて、大気の状態が非常に不安定となっています。局地的に雨雲が発達し、大分市では午後4時までの1時間に44.5ミリの激しい雨を観測しました。
午後3時25分現在、大分県には、中津市、宇佐市、由布市、九重町、玖珠町を対象に「土砂災害警戒情報」が発表中です。
降り続く大雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まり、避難が必要となる危険な状況となっています。

崖の近くなど土砂災害の発生しやすい地域にお住いの方は、自治体から発表される避難指示などの情報に注意し、早めに安全な場所に身を確保してください。

また、大分市が設置している水害監視カメラでは、市内のアンダーパスが水に浸かり、車の通行にはかなり危険な状況となっている様子が確認できました。アンダーパスなどはできる限り通行を控えてください。