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今年の日本の夏の平均気温は、平年に比べて2.36℃高くなり、統計開始以来、過去最も高くなりました。9月に入っても異例の猛暑が長続きしていますが、この先も厳しい残暑が続く見込みです。

今日18日、気象庁が発表した最新の1か月予報によると、この先も全国的に気温が平年よりも高い見込みで、10月中頃まで異例の残暑が続くでしょう。

関東以西では厳しい暑さが続いていますが、10月に入っても、なかなか涼しくならず秋の訪れはゆっくりとなりそうです。
昨年の夏も厳しい残暑となり、最高気温30℃以上の真夏日が、仙台市で10月2日、東京都心で10月19日、名古屋市で10月17日、福岡市で10月18日に観測され、過去遅い記録が多々観測されました。今年も10月半ばを過ぎても30℃以上の真夏日が観測されることがありそうです。

運動会の練習など屋外での活動も増える頃ですが、まだまだ熱中症に十分警戒をしてください。10月に入っても油断せずに、エアコンなどを使用して涼しい環境で過ごし、喉が渇く前に水分補給を行うようにしましょう。

また、夏の空気と秋の空気の境目にできる秋雨前線が停滞しやすく、低気圧の影響を受けやすくなりそうです。特に、北日本や東日本の日本海側を中心に雨が降りやすく、雨量が増える日もあるでしょう。
関東など東日本の太平洋側は比較的晴れる日が多くなりますが、周期的に雨が降り、天気によっては気温の変動も大きくなります。暑さが長続きたこれまでに比べ、日々の寒暖差は大きく、そのあたりは秋の訪れを感じられそうです。雨で急に涼しくなる日も増えてきますので、そろそろ長袖や羽織るものも準備しておきましょう。

沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けて雨量が多くなる可能性があります。
9月後半から10月中頃にかけて台風シーズンが続きます。日本の南には台風のたまご「熱帯低気圧」がいくつか存在しています。今後も台風の発生情報にも注意し、早めに備えを行いましょう。