明日は気温が高い 雪ではなく雨が降る
明日(21日)は北海道付近を寒冷前線が通過し、大気の状態が不安定となります。前線の東側ではこの時季としては暖かく湿った空気が流れ込み、上空1500メートル付近の気温は10月中旬並みとなるでしょう。このため、朝の最低気温、日中の最高気温ともに平年より7度前後高い所が多くなりそうです。
11月16日に札幌と室蘭で初雪を観測し、道内の8地点の気象官署すべてで初雪となった北海道ですが、降るものは雪ではなく雨となる見込みです。峠付近など標高の高い場所でも、雨や雨まじりの雪となりそうです。また、前線付近では大気の状態が不安定となるため、局地的に雷を伴って降り方の強まる恐れがあります。天気の急変に注意して下さい。
前線の通過後は、今度は上空に寒気を伴った気圧の谷が接近するでしょう。気圧の谷は22日にかけて通過する見込みです。22日も日本海側を中心に天気が崩れ、日本海側北部では雪やみぞれとなりそうです。