さらに、台風14号が上陸するだけでなく、台風の東側には前線が停滞しているため、台風本体が近づく前から雨が強まるでしょう。西日本では17日金曜を中心に、東日本では18日土曜を中心に、雷を伴った「非常に激しい雨」が降り、大雨になる所がありそうです。
特に、今回は「普段、雨の少ない所でも、雨量が多くなるおそれがある」というのが警戒すべきポイントです。
18日6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、四国地方300ミリ、九州北部地方・東海地方250ミリ、中国地方・近畿地方200ミリ、九州南部150ミリ、関東甲信・北陸地方120ミリ、東北地方100ミリとなっています。
雨は、東日本を中心に、18日土曜も降り続くため、雨量はさらに増えるでしょう。19日6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多い所で、東海地方200から300ミリ、関東甲信地方100から200ミリ、近畿地方・東北地方100から150ミリ、北陸地方50から100ミリです。
土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や川の増水・氾濫に、警戒が必要です。また、
雨雲レーダーなどで、最新の気象情報を確認してください。