今日17日の近畿は晴れていても急に雨が降る所も 落雷・竜巻などの激しい突風に注意
今日17日の近畿地方は、大体晴れる見込みです。ただ、大気の状態が非常に不安定になるため、山沿いを中心に積乱雲が発生し、短い時間に雷を伴って非常に激しい雨が降る恐れがあります。急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意をしてください。昼間の最高気温は、大阪では35℃くらいなど、厳しい残暑が続くでしょう。
急な強い雨や落雷 竜巻などの激しい突風に注意
今日17日の近畿地方は、高気圧に覆われて大体晴れるでしょう。
ただ、強い日差しと湿った空気の影響で大気の状態が不安定になるため、山沿いを中心に積乱雲が発生し、雨の降る所もある見込みです。
雷を伴って、短い時間に非常に激しく降る恐れがあるため、急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風に注意をしてください。
山沿いで発生した雲は、上空の風に流されて西から東へ移動するため、西の空が暗くなった場合は、特に注意が必要です。
危険な暑さになる所も
今日17日の最高気温は、大阪と奈良、豊岡で35℃くらいなど、厳しい残暑が続くでしょう。
屋外で行動をされる際には、こまめに水分を補給するなど、万全の熱中症対策が必要です。
屋内で過ごされる時も、風通しを良くしたり、適切に冷房を使ったりするなど、無理をしないようにしてください。
また、日が暮れてからも、市街地を中心に気温の下がりにくい所があるため、夜間も油断は禁物です。
竜巻の前兆現象
竜巻が発生しやすい気象状況になると、気象庁は「竜巻注意情報」を発表して、注意を呼びかけます。また、「雷注意報」が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」とコメントする場合も、竜巻が発生しやすくなります。ただ、屋外にいる時など、「竜巻注意情報」や「雷注意報」の情報を得ることができない場合もあります。竜巻が発生するのは「発達した積乱雲の下」ですので、普段から、積乱雲が近づく前触れを覚えておきましょう。
① 昼間なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
②ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
③ヒヤッとした冷たい風が吹く。
また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだしたりします。ただ、竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんし、ハッキリしない場合もあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。