九州 16日～17日 非常に強い寒波襲来 積雪や低温に注意
九州は、あす17日にかけて非常に強い寒波が襲来し、九州北部の山沿いは大雪のおそれがあります。平野部でも積雪する所があるでしょう。あす17日にかけてかなり気温が低くなりますので、路面の凍結や水道管の凍結、農作物の管理などにご注意下さい。
断続的に雪 九州北部の山沿いは大雪
きょう16日、九州は強い冬型の気圧配置になっており、九州北部へ雪雲が流れ込んでいます。きょうは九州北部を中心に雪が降ったり止んだりで、厳しい寒さになるでしょう。
特に、今夜からあす17日昼前にかけて、九州北部の上空1500m付近には氷点下12度以下の非常に強い寒気が流れ込みます。これは年末に襲来した寒波と同程度か、それ以上の強さの寒気になります。
あす17日未明から朝は一段と雪が降りやすくなり、かなり気温が低くなるため、降った雪がそのまま積もりそうです。
あす17日昼前にかけて、九州北部の山沿いは多い所で5センチと大雪のおそれがあります。平野部でも積雪する所がある見込みです。車を運転する際は、最新の情報を確認し、雪への備えをしておきましょう。
あす17日朝は、九州の広い範囲で氷点下になるなど、大変厳しい冷え込みになります。湿った路面は凍結のおそれがあり注意が必要です。水道管の凍結や農作物の管理、体調管理などにもお気をつけ下さい。
凍結しやすい場所
今夜(16日)からあす17日朝は、厳しい冷え込みになり路面が凍結するおそれがあります。
積雪している所や湿った路面は凍結して、スリップや転倒事故が起こりやすくなりますのでご注意下さい。凍結しやすい場所としては、橋の上や歩道橋、トンネルの出入り口付近、坂道や踏切、日陰などがあります。
水道管の凍結にも注意
また、厳しい寒さで水道管が凍結するおそれもあります。
特に、最低気温が-4度以下になると水道管の凍結が急増します。屋外でむき出しになっている水道管や、風当たりの強い場所にある水道管は凍結しやすい見込みです。あらかじめ水道管に保温チューブや厚い布などを巻き保温しておきましょう。
もし、水道管が凍結してしまったら、水道管にタオルや布をかけて、蛇口の方からゆっくりとぬるま湯をかけましょう。熱湯をかけると水道管が破裂するおそれがあり危険ですの、絶対やめましょう。
